こどもの国主催の天体観測会に手伝いで行ってきました。
戸田市こどもの国児童館では、小学生対象に毎年4月から11月の第4日曜日に開設している天体科学教室の最後の行事として、ふたご座流星群にあわせて週末1泊で天体観測会をやっています。
戸田天の結成となった科学教室のイベントでもあり、毎年戸田天からもお手伝いとして参加しています。
今回で、35回目。場所は八ヶ岳が一望できる戸田市少年自然の家の施設です。
この施設に飾られてる第20回天文観測会の集合写真に手伝いで参加した自分が写っていました。つくづく、長くつづいてるなあと思いました。
星を見るだけではなく、初日は山梨県立科学館に行ってプラネタリウムを観たり、館内で遊んだり。予定より1時間早く科学館に着いたので、子供たちは全力で遊んでくれました。
今年は、天気が思わしくなく、観測を予定していた時間は大雨。雨用に用意した星座早見板を皆で作り、時間をつぶしました。
夜中に晴れる可能性があったものの、入浴時間が決まっているため、お風呂に入れさせ、はしゃぐ子供たちを寝かしつけて、講師陣は一段落。
一息いれつつ、もしかして晴れてたりして~なんて冗談をいいながら屋上にでてみたらナント快晴に・・
望遠鏡をとりあえず大急ぎで組み立て、子供たちを起こしてまわる。すでに気温は氷点下になっているものの、快晴の星空にこどもたちの大はしゃぎ。先ほど作った星座早見版で星座を皆で探しました。
極大ではないけど、ふたご座流星群の時期ということもありポツポツと群流星が現れ、その度に大歓声。そのうち願い事を唱えはじめるけど、「カネ、カネ、カネ」。かわいくないよ。君たち。
とはいっても氷点下。最初は元気なこどもたちも耐えきれなくなり、1時間で星見は終了となりました。ほっ。
一旦撤収し、5時起き。
日の出前の金星と土星を見に行くと、雲一つない東の空におとめ座のスピカと土星。その下に明るい金星が輝いていました。
これはいい日の出が見えるぞって思っていたら5時半ごろから雲が現れ始め、あっという間に雲に包まれ始めました。
6時になると日の出を見るため子供たちがゾロゾロと屋上にあがってくる。
これはダメかなと思っていると6時50分ごろに雲が切れ始め、雲の向こうに太陽が見え、一風変わった日の出となりました。
自然の家を出た後は、乙事亭にてそば打ち体験をして帰りました。
子供たちが作ったそばはきしめんでした。
こんな感じで毎年やっていますが、今年は天気にめぐまれ、目的の星も見れたし、子供たちも喜んでくれたんで、とりあえず成功でした。
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