2011年10月10日月曜日

2011年9月 スターティングポイント(茅野市北山)

今年は、秋期研修会が2回あります。2011年9月23日~25日の第一回目の宿泊場所は、以前、戸田天の会員だった宮下さんが、7月に開業されたペンションです。国道299号線の道沿いにあって木立の中に白い瀟洒な建物に8部屋があいます。庭には40cmのドブソニアンが、固定して置いてあり、夜は、宮下さんの解説で観望会が行われます。室内には、数々の望遠鏡が設置されていて、月刊天文の古い雑誌やいろいろな天文の本が置いてあり、望遠鏡博物館のようでした。
食事はコース料理で、スープから始まって、サラダ、メインディシュ、デザートとすべておいしく、ちょっと天文の宿には思えない豪華さでした。
TAC_2011_Fall_01TAC_2011_Fall_02最初の日は、天気になって、ペンション前の40cmドブで観望会をして下さるとのことで、解説と実際に40cmを覗かせてもらいました。40cmの集光力と蓼科の空は、色が見えるのではと思うほど濃い形のM27とM57でした。
車で10分程行った観測場に移動して、観望やオルゴール赤道儀を使って星景写真の撮影をしました。
オルゴール赤道儀は操作が簡単です。赤道儀をセットし、とりあえず夏の大三角を狙って雲台にカメラをセットし、後はゼンマイのねじを巻くだけです。一曲が終わるのに30秒ぐらいなので、2曲終わったところで、リモコンレリーズでシャッター開。2曲終わったところで、シャッター閉を操作します。
その後も、撮影対象を変えて撮り続けていました。この日はオリオンが昇ってくる3時前まで、星空を堪能しました。
TAC_2011_Fall_03SONY DSC                           2日目も朝から快晴で、秋の高原で優雅にいただく朝の食事はリッチな気分に浸れる、すばらしい、ゆったりとした楽しい時間でした。食事後は、リビングルームで、星の話や、カメラの話をしました。
夜は早めにでかけました。西の空が安定していたので、当初の撮影対象ギャラット彗星を狙いました。夜半過ぎには快晴になり、まゆ星雲をε180で撮影しました。
          TAC_2011_Fall_05TAC_2011_Fall_06 

3時過ぎには撮影を終了し、4時ごろには、お風呂に浸かってぐっすりと眠りました。朝7時には目が覚めたので、近くを歩いて散歩しました。朝の高原のピリッとした空気を感じ、高原キャベツ畑、コスモス、月見草、すすきなどを見ながら、心落ち着く、豊かな気分に浸れました。

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